GREETINGS!!!
先日は長崎でイベントでした。
長崎のwarriorsはいつも楽しんでくれるので僕らもテンション高く楽しめる。
年に2回ほどイベント、年に2回ほど仕事で行く長崎。
いつも食べたくなるから揚げがある。
今は…とり福…という店の名前で出されてるから揚げ。
僕が長崎行きだしたのが1998年くらいから、その頃は…江戸善…という名前の店があり店構えから老舗感がひしひしと伝わる長崎のソウルフードを出す有名店でした。
昭和システマチックなスタイル。
レジはおばあちゃんがそろばんをはじく、ホールはいきの良いおばちゃん達、オープンキッチンには爺さん、おっちゃん、若者…たぶん家族だったと思う。
雛鳥半身が一人前の皿に色々な部位で出てくる。
絶品なんです。
骨のまわりをしゃぶりながら酒も飲める。
福岡でいうとこの豚足みたいな感じ。
江戸善が惜しまれながら閉店し息子さん…たぶんキッチンにいたおっちゃんが資本を受けて名前を変え現在の店舗を営む。
数年前まであった江戸善は利益残らなかったんだろうなー…レジを買えば良いのにおばあちゃん雇ってたり、から揚げも一人前が400円くらいだし、昭和から何も文明を反映してなかったからね。
そんな店は全国まだ存在する。
無くなってほしくない。
時代だから？かもしれないけど洒落たお高い店、流行りの店より何倍もリスペクトできる。
洋服もそうだけど飲食も10年、20年、30年続いてる店なんてほとんど無い。
流行り廃りがある商売は必ずと言って良いくらい無くなり、同じような店がまた出来る。
時代なんでしょうがそれじゃ文化にならないよね。
地味なんだけど同じ事をブレずに数十年やる根性、努力は今の時代にはナンセンスなんでしょうか。
世知がない世の中だと僕は思いますよ。
流行り廃りに関係ない商売、仕事しか残らなくなるような気がしてきたよ。
江戸善みたいに繁盛してても経営していけない時代に寂しさしか感じない。
子供達が社会に出る頃には完全に世知がない世の中で夢、希望、野心を持てる仕事なんて無くなってるんじゃないかな。
ちゃんと教えてやらんとね。
どう生きて行かないといけないのか。
から揚げを食べて感動出来る喜び…高級車に乗るより、洒落た服を着る、見栄を張って生きるより大事だと僕は思うよ。
昭和の日本人に感謝しかないね。
give thanks !!!
