GREETINGS!!!
この文面は2010年にブログで書いたんですが7年経ちどう思いますか？
今でも僕は同じ気持ちです…残そうとする者。
皆さんはどうですか？
残っていく物と残そうとする者
今日は、ちょっと普通にみなさんも考えてほしい事を普通に書きたいと思います。
音楽やファッション、スポーツ、飲食、など全て「文化 / CULTURE」として長年の歴史と共に進化し続けている。
それは、世界中に共通して経済に影響されやすい物でもある。
日本はバブル時期に沢山の文化を急速に吸収し進化させ、沢山のお金と物を保有し捨てて行きました。
そして、近年のように景気が悪くなってくると文化を伝えることの難しさや大事さを改めて痛感している。
僕はバブル期の最後の最後の時期に洋服という文化を広め、伝えていくという仕事に就きました。
音楽では仕事にならなかったので、当時の若い僕には洋服が文化に触れながら生活していく手段だったのかなぁ……
当時はインターネットも無く、雑誌とマメに動くというのが進化し続ける文化を追っかける手段でした。
しかし、現在はインターネットという便利な物で世界中の文化がつながり、誰でも共有できるものになりました。
たとえば、昭和の時代は商店街というアジア独特な光景に人が集まり物が売れ消費し、バブル時期は路面店へリアリティーやアングラ感を求めに人が集まり、現代社会はファッションビルやモールというテナントから発信される短命な流行りを求め人が集まってます。
時代は変わりました、急速に追いつけないほどに変化し続けている。
そこで思うことがありました。
こんな使い捨ての時代ですが残っていく物がありますよね。
それは、残そうとする者がいないと成り立たない訳です。
現代のファッションはファッションビルから発信される薄っぺらい情報と文化の移り変わりに流されていく。
僕は路面店より発信されるアングラな感じがストリートであり歴史のあるものであり、味のあるスタイルだと思うタイプの中年です。
しかし現代は、その路面店からアングラ感が感じられない、インターネットの情報でしかない状態。
音楽もそうですが、DJ、バンドをしているのにジャンルをわかっていない方もいるほどですから。
そんなんでは文化は衰退していきますよ、残そうとする者がインターネットの知識しか無いのなら。
文化を伝え、広めていくというのはイベントや興業も一緒なんです。
残そうとする者が考え、行動に出ることが最初の一歩だと僕は思います。
インターネットには無いリアリティーを提供していることに誇りを持ってください。
「残っていく物と残そうとする者」それは社会の仕組みでもありますから。
残そうとする者の考えで残っていく物の寿命は決まります。
音楽やファッション、スポーツ、飲食、など全て「文化 / CULTURE」を伝え、継続している方々へ考えてほしいですね。
諦めない気持ちと一生懸命という生き方がこれからの時代に求められているのではないでしょうか。
沢山の人が地震や災害、国の情勢で困っている世界状況の中、考えてみましょうよ。
僕らは幸せに暮らしている方だと思いますよ。
お金や時間ではなく出来ることは沢山ありますよ。
まずは継続、続けていく事が肝心です。
そして、自分の足元をしっかり見て何が出来て何をしないといけないのかという事を確認する事が大事ではないでしょうか。
なんか難しく聞こえるかもしれませんが、現代社会に欠如している事が上記のような事ではないかと僕は思います。
可能性は無限にあります、その可能性はトライしないと見えてきません。
まずは、何から始めますか？
「残っていく物と残そうとする者」は現代社会の重要なキーワードだと、僕は思います。
僕は残そうとする者であり続けたいと思う、子供たちの記憶に残していきたい………….
そこから生まれる新しい発想や表現を酒の肴にしながら全国の同士の皆さんと呑みたいな。
そんな未来も10年そこそこで来るんでしょうね。
それもそれで僕には目標であり、最高の楽しみです！
ONE LOVE!!!
